雨音

詞 / 静 曲 / 色海才透

深夜を回る秒針の音が 連れてきた雨

降り出したときより 強く冷たく 降り続く

涙の音も 夜の闇に消えてしまうのに

僕はまだ 星空をまって 眠れずにいる

 

何もしたくなくて でも 何か壊したくて

浅瀬の小舟のよう もどかしさにそう

光の温もりは 愛おしくなるよ

 

今日も晴れない窓の外 雨空に

小さな期待の幸せ 流されていくよ

瞳を閉じて 心の中 あなたを描けば

まぶたの奥の空は すぐ 晴れ渡っていく

 

瞳を開けた 僕の前に ほほえむあなたの

空はなく 降りそそぐ雫 振りまく光に

見えない青空を思う 世界で一番の

それは苦しいくらい 愛しくて せつないとき

 

どうかどうか西の 空が明るくなる

のを信じさせて 祈る心に

まだ 温かな雨は降り続いている

 

切ないのは あなたの色 塗りつぶす雨空

僕の心に 朝日と夕焼けを くれるのに

雨よ どうせ流すなら ああ あの人の

悲しみを 残らずに流してはくれないか